ちょっとここのところ特殊なことが続いていて・・・
最近は推し活にウキウキしっちゃってる私。
ある日の20時。私はYouTubeを開いて推しの20時からのYouTubeライブの始まりを今か今かと待っていました。
50 49 48・・・カウントダウンが始まってイヤフォンもして準備万端。
そこへ
ピ~ンポ~ンとなるチャイムとともにそれに反応するワンズたちのワンワン!の声。
YouTubeに後ろ髪惹かれながらもドアを開けるとそこには ワンコを抱いた知らない方が・・・
「すみません。こちらのワンちゃんですか?」とその女性は言いました。
「え?うちの子じゃないですが?」
「・・・・・」「・・・・」
話を聞けば、道路の真ん中にいるワンコを車を止めてわざわざ保護したとのこと。
娘さんを駅にお迎えに行く途中だったらしく
その方は困りに困って我が家にピンポンしてきたわけです。
時間がないのだろうなと察した私は代りにわんこを預かることに。
どこのワンコかわからなかったので とりあえず警察に相談したところ保護して下さるということで結局警察が来るまで40分。
やや小雨が降る中待つことになり、無事ワンコは警察へ。
ああ・・・YouTubeは終わっていた・・・
で、そんなことがあって数日後
バナナとおやつのアイスがなかったから、買いに行ってくるわ~。と20時ぐらいに買い物に行きちょっとばかり裏道を走ってきたら・・
長靴が落ちてる?いや?胴長?・・・
ええっ!人なんですけど。
道の真ん中に人が寝てる?倒れてる?
この前犬を拾った方も同じ気持ちだったかもしれないが 私も車を道に寄せて降りて保護・・・とはいかないので
「だいじょ~ぶですか~?」
と 大声で叫んでみる。
おじさんである。(私もおばさんだけどもう少し年上のおじさん)
反応はない?「え?死んでたらどうする?え?どうしよう」
はい!大パニック。
仕方なく110番。
が!ここで急展開。
おじさん突然起き上がり歩き出す。
声をかけて道の端に誘導。頭と顔が血だらけ。
警察に事情を話す→おじさん起きる→私焦る→警察に助けを求める→おじさんいなくなる
で、結局警察さんには帰っていいと言われたから帰ったんだけどアイスを冷凍庫に入れてまた戻る私。
そこにはすでにパトカーが来ていておじさんを探していてくれた。
私は警察に声をかけて歩いて行った方向に一緒に歩いていくとおじさん・・・やっぱり倒れてるやん。
どうやら酔っぱらっていたらしい。
私は警察に何か聞かれるわけでもなく、ただ帰っていいと言われて帰ってきた。
なんだかムカムカする。
別にありがとうって言われたいわけじゃない!感謝してほしいわけじゃない。
でも 気が付かずに車に引かれちゃったら、引いた人も引かれた人も最悪じゃないか!
面倒ごとに巻き込まれ アイスは溶けるし寝るのは遅くなるし!私明日も弁当作るから4時半に起きるんですけど!
一日一善。人助けをしたと思えばすがすがしいのに、全然清々しくないのは善人ではない私がそこにいるからだ。
ド~ンとした気持ちでその日は寝るに寝れなかった。
次の日ピンポンと来客が。
それはあのワンコを保護してくれた方。
あの日は助かったとわざわざお菓子を持ってきてくれた。
この方も何のかかわりもないわんこを助け 時間を費やしそして私にお菓子を買うためにお金を使うことになったはず。
なんか救われた気がした。
今思えば 犬も車に引かれることもなく おじさんも無事に病院へ行けただろう。
良かった。なんか清々しい気持ちになった。