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自分が思わぬ仕事についたからこそ!

9月になると思い出すのが理容学校の卒業式。

私の理容師スタートだったと思います。


実は私、もともと理容師という職業にまったく興味もなく まったく縁もない人でした。

大学を出てめちゃめちゃ氷河期の就職活動。

とりあえず入ってしまった事務のお仕事はどうにも肌に合わず すぐにやめてしまいました。

その後 フルパートで精文館にいたのですが ひょんなことからであった主人と結婚することに。

主人の仕事が理容師。だから私も理容師に。っていう流れ。


目指していたわけでも 憧れがあったわけでもなく また 周りに理容師美容師さんはいませんでしたから いまいち仕事の内容も分かるような分からないような・・・

とにかく勉強して 実習して 国家試験を受けて 晴れて理容師になってずいぶん経ちました。

3年目までは 毎日動悸でバクバク。仕事の緊張と練習と子育てと・・・そりゃもう必死。

5年過ぎたあたりから自分はどうすべきか 何がしたいか どういう理容師でありたいかを冷静に考えられるようになりました。


私自身 あまり化粧などに興味もなく 眉毛をいじることもなく・・・それが仕事となり 眉毛の講習会に出て勉強をして 経験と共にお客様の眉毛を整える仕事をするようになりました。

もちろん「きれいになりたい」が基本かもしれませんが 私には「自分では整えられない」「よくわからない」「自分でやる自信がない」という気持ちがとても良く分かります。

だからこそ 眉毛のカウンセリングには眉毛を書いて整えたいのか・・・書きたくないけど整えたいのかなど私だからこそ聞くことができることを!と思っています。

髪形だってそう!朝髪の毛のブローに時間を費やせる人と できるだけ時間をかけたくない方では髪形の提案が変わってきます。

夜乾かしてもらえれば できるだけははねない髪形を提供したいと。

どちらかといえば 私が朝は櫛をといたらおしまい!くらいにしたい人だから。


女性の髪の毛や顔にかける時間や気持ちは本当に人それぞれです。

地味な私だし おしゃれでもない私だからこそ!もともと理容師ではなかった素人目線があるからこそ!

私だからこそできる・・・そんな床屋さんを 主人と共にやっていけれたらと思っています。


おっと・・・それなりに勉強をしてますので 眉毛の流行や髪形の流行は考えておりますので ご安心を。


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